イオスでブラシやエアロバイクの販売?お茶はどうなった?

1. イオスとはいったいどんな会社なの?
「ジェイソン・ウィンターズ・ティー」なんとなく名前は聞いたことがあるかもしれませんね。私の印象ではとにかく古き良き時代の、アメリカの優雅な健康なハーブティーと言うイメージです。逆に言えば「古臭いMLM会社」と言う印象もありました。
今は健康情報や様々なサプリメントが研究されているので「ハーブティー」で健康になれる、と言うのが逆に胡散臭い気もしていました。ところが、現在のイオスとは、単なるハーブティーの会社ではなくなってしまっていたのです!ほんと、これには私も驚きましたので、一つずつ解説していきますね。
株式会社イオスコーポレーションは、健康や美容に良い商品を、会員の口コミを通じて直接販売している日本の会社です。2003年3月に東京の池袋でスタートし、設立と同時に、看板商品であるハーブティー「ジェイソン・ウィンターズ・ティー」の日本での販売を始めました。
イオスコーポレーションは、創業の時から「健康・調和・感謝」を大切な思いとして掲げ、商品を通じてみんなが幸せで健康に暮らせることを目指しています。
会員が増えて会社が大きくなったため、2004年には東京の南青山へ本社を引っ越し、会社をより安定させるために元手となる資金(資本金)も増やしていきました。
現在のイオスは、親会社にしっかり支えられた安心できる仕組みのもと、東京の南青山を拠点に活動しています。環境や社会に優しい取り組み(SDGs)や、法律やルールをきちんと守ることを大切にしながら、これからも長く続いていく信頼される会社づくりを行っています。
| 年月 | 沿革 |
| 2003年3月 | 東京都豊島区東池袋3丁目にて「株式会社イオス」を設立(資本金1,000万円)。「ジェイソン・ウィンターズ・ティー(JWT)」の国内営業・販売を開始。 |
| 2004年2月 | 東京都港区南青山6丁目に本社を移転。資本金を3,000万円に増資。 |
| 時期不詳 | 本社を東京都港区南青山5丁目12番4号へ移転。資本金を7,000万円に増資。株式会社イオスインターナショナルの100%子会社化。 |
| 2011年 | サプリメント「バイオプラス」を市場に投入。 |
| 2023年 | 創立20周年を機に製品ラインナップを大幅に多角化。逆浸透膜浄水器「r-eos(アールイオス)」、「ナトラプロテイン」を発売。 |
| 2024年1月 | 「アロマシア ゴールドヘアブラシ」を発売。 |
| 2024年4月 | 台湾進出を本格化し、「イオス台湾」のプレオープンイベントを開催。同年9月にグランドオープン。 |
| 2025年2月 | 会員報酬プランの改定を伴うリニューアルキャンペーンを実施。新最高タイトル「ボードメンバー」を新設。 |
| 2026年3月 | 年次コンベンション「イオスネクストワン」を開催。日本と台湾から約1,400人の会員が参加。 |
2. ジェイソン・ウィンターズ・ストーリーが肝
イオスのビジネスや会員の皆さんの強い絆を支えている一番の宝物が、お茶の開発者であるジェイソン氏の生き方と、その闘病記録です。
彼が病気を乗り越えた感動のストーリーが、商品の価値を深め、多くの人から長く愛される理由になっています。
2.1 ジェイソン氏の波乱に満ちた生涯

ジェイソン氏はイギリスの貧しい家庭に生まれ、17歳になるまで車に乗ることも外食をすることもないほど、大変な少年時代を過ごしました。
その後、より良い生活を求めてカナダへ移住し、農場や木こり、漁業などのきつい肉体労働を経験しながら、強い心と体を鍛え上げていきました。
ジェイソン氏の人生は冒険に満ちており、ラクダでサハラ砂漠を横断したり、ニュージーランド政府のテストで車を壁にぶつける危険な実験に挑んだりしました。
さらに、熱気球で世界初の大西洋横断を目指し、カゴをボートに変えて挑むなど、何度も命がけのチャレンジを行ってきました。
2.2 世界を旅して見つけた「3つのハーブ」

1977年、46歳になったジェイソン氏は、これまでの健康への自信が吹き飛ぶほどの、大変な大病を患ってしまいました。
病院での治療だけでは限界があると感じた彼はあきらめず、世界中の昔の本を読み漁り、植物が持つ自然の力に自分の命をかける決意をしました。
自分の健康を取り戻すため、専門知識がないまま一人で世界中を旅したジェイソン氏。体もお金もボロボロになるほどの限界を乗り越え、ついに世界の3つの大陸から、体に良い3種類の特別なハーブを見つけ出しました。
- レッドクローバー(ヨーロッパ大陸:旧約聖書に出てくる健康維持のハーブ)
- インディアン・セージ(アメリカ大陸:ネイティブ・アメリカンのハーブ)
- ハーバリーン(アジア大陸:東洋伝統医学の特別なスパイス)
最初はハーブを別々に煎じて飲んでいましたが、思うような結果が出ず、体も限界を迎えていました。そこで、3種類のハーブを1つの鍋に一緒に入れて煎じてみたところ、ハーブ同士が引き立て合う最高の組み合わせ(相乗効果)が生まれました。
これを飲んだ瞬間に「これだ!」と確信したジェイソン氏は、お茶を飲み続けることで大病を乗り越え、劇的に元気を親しみ取り戻しました。
2.3 世界への普及と国際的叙勲
ジェイソン氏が奇跡的に元気になった噂はあっという間に広がり、自宅にはお茶を求める人々が殺到しました。
彼はその後の人生をこのハーブティーを広めることに捧げ、自身の体験を綴った本は世界中で翻訳されて大ベストセラーとなり、今では70ヶ国以上で愛されています。
また、多くの人の健康に貢献した彼の人道的な活動に対して、欧米の歴史ある機関からとても名誉ある賞も贈られました。
| 受賞年 | 授与機関・国家 | 受賞内容・称号 |
| 1984年 | オランダ王国 | 国家勲章受章 |
| 1985年 | 聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団) | ナイト(Sir)の称号授与 |
| 1992年 | アメリカ合衆国連邦議会 | 特別功労賞授与 |
| 2000年 | アルベール・シュヴァイツァー財団 | 褒状授与 |
| 2001年 | 聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団) | 最高位ナイトの称号授与 |
このお話は、ただ商品の成分を説明するだけでなく、「感動のストーリー」として多くの人の心に深く響いています。
これが、イオスが仲間(会員)の輪を広げていくための、強い説得力と「共感」を生み出す一番の原動力になっています。
3. お茶の会社からの脱却・様々な戦略
イオスは、看板商品であるハーブティーの「物語」だけに頼るビジネスから一歩踏み出し、創業20周年を迎えた2023年をきっかけに、心も体も健康で幸せな暮らしをまるごとサポートするブランドへと急ピッチで生まれ変わっています。
その背景には、会員の皆さんが安心して続けられる、毎月定額の「定期便」を中心にした、安定的で無理のないビジネスの仕組みがあります。
3.1 会員制度と会費
イオスでは、商品の買い方や関わり方に合わせて、2つの会員コースを用意しています。
- ユーザークラブ会員(愛飲コース): 登録料は無料です。お友達への紹介やビジネスはせず、自分や家族で楽しむために、商品を「会員価格」でお得に買うためのコースです。
- EOS会員(ビジネスコース): 登録料は3,300円(税込)です。商品を会員価格で買えるだけでなく、新しい会員を紹介することでボーナス(報酬)を受け取る権利がつきます。年会費や更新料は一切かかりません。
商品の価格は、看板商品であるお茶「JWT」(1箱30包入り)を例にすると、普通の一般的なお店で買うと5,000円(税込)ですが、会員になると3,850円(税込)で買えるようになります。
このように、会員登録をすることでいつでも「約23%オフ」のお得な割引価格で買える仕組みにすることで、皆さんが始めやすくなる工夫がされています。
3.2 リピート率を高める施策
イオスの収入を支えている一番の土台は、会員の皆さんが利用する「毎月」または「2ヶ月に1回」商品が自動で届く定期便の仕組みです。
この定期便をずっと続けてくれる会員の皆さんに向けて、会社からは継続したくなるような、とても魅力的な特典やプレゼント(ご褒美プログラム)が用意されています。
- 続けるともらえるご褒美(EOSマイル): 定期便を6回、12回と続けてくれた方には、それぞれ4,000円分相当のポイント(マイル)がプレゼントされます。このポイントは限定グッズや好きな商品と交換できるため、「まずは1年続けてみよう」というきっかけになり、途中でやめてしまう人を減らす工夫になっています。
- お得な月額会員(EOSプライム): 月々2,800円(税込)で入れる特別な会員制度です。これに入ると、商品の送料が無料になったり、ポイントがたくさん貯まったり、会社のセミナーに無料で参加できたりとお得なメリットがあります。さらに、話題の「卓上浄水器」を月々4,500円(税込)のレンタル感覚で使える特別な権利もついてきます。
3.3 若者向けデジタル時代の「プランC」
昔ながらの「友達や知り合いに会って直接声をかける」という誘い方は、今の若い人たちにとっては少しハードルが高く感じられます。そこでイオスは、スマホやSNSだけでお誘いから登録までが全て完結する、新しい仕組み「プランC」をスタートさせました。
- 「プランC」の仕組み: 月々3,300円からという、主婦のお小遣いでも始めやすいとても手軽な費用で参加できます。誰かを紹介すると、その人がお買い物した金額に合わせて、決まった割合のご褒美(ボーナス)がシンプルに、そして確実に手元に戻ってくる安心の仕組みです。
- 成果と影響: これまでの「本格的にビジネスを始めるセット」には少し抵抗があった人たちも、このプランCなら「お試し感覚」で気軽に参加しています。すでにこの仕組みだけで400〜500人もの人たちが元気に活動しており、SNSの得意な若い世代が新しく仲間入りするための、とても便利な入り口になっています。
3.4 最高ランクの資格「ボードメンバー」

長くビジネスを続けてくれるメンバーの「やる気」を応援するため、イオスは2025年2月に大きなキャンペーンを行い、新しい最高ランクの資格として「ボードメンバー」を作りました。
初めてこの最高ランクに輝いた2名が大きなイベントのステージで表彰され、有名ヒット曲「それが大事」をみんなで合唱するなど、誰もが憧れる伝説のリーダーとして称えられました。この華やかな姿を見せることで、これからトップを目指す他のリーダーたちの「自分もあんな風になりたい!」というステップアップへの意欲を、力強く刺激しています。
4. コンプライアンスと台湾進出
4.1 イオスが日本国内で敷く徹底的な防御策
イオスが日本で活動するにあたり、国からの処分などのトラブルを未然に防ぐため、会員へのボーナス(報酬)の支払いと連動した厳しいチェックの仕組みを取り入れています。
- ルールの勉強と本人確認の義務: ボーナスを受け取るためには、運転免許証などの「本人確認書類」の提出と、会社の「ルールを学ぶセミナー」を受けることが絶対の条件になっています。
- 手続きが遅れた場合のペナルティ: ランクアップの申し込み時に本人確認が終わっていない場合、1ヶ月のボーナスが1万円を超えると、その月にもらえるはずのボーナスが「全額」会社に一時的に預かられて(ストップして)しまいます。この預かり期間は3ヶ月だけで、その間に手続きを済ませないと、ボーナスを受け取る権利が消えてしまいます。
- 税金とマイナンバーの手続き: 1ヶ月のボーナスが12万円を超える場合は、会社が事前に税金を引いて(源泉徴収して)国に納める仕組みになっています。また、月12万円、または年間50万円を超える人には税金関係の書類が届き、税務署への提出が必要になるため、マイナンバーの登録が厳しく義務づけられています。(※会社名義で登録している場合は、この税金の引き落としの対象外になります。)
4.2 台湾市場との対比

2024年に本格スタートした「イオス台湾」は、日本と台湾をつなぐ新しいビジネスのチャンスとして注目されています。
台湾でビジネスをする際も、現地の公的な委員会への届け出や、契約内容をハッキリ書類にすることは法律で決まっています。ただ、日本のように「本人確認を出さないとボーナスが全額ストップする」といった厳しい仕組みや、マイナンバーの提出を求められるような税金の手続きはなく、日本に比べると手続きのハードルは低いのが特徴です。
しかし、日本と台湾から約1,400名が集まるような大きなイベントも開かれ、国を超えた会員同士の交流がどんどん増えています。そのため、現地のルールに合わせながらも、日本と同じように誰もが安心して活動できる健全な仕組みをどう作っていくかが、これからの大切なテーマになっています。
5. 新しいリクルート戦略(お茶会はもう古い?)
伝統的な紹介のやり方である「お茶会を開いてお茶を飲んでもらう」ことや「開発者のジェイソン氏が病気を乗り越えた話を伝える」という方法は、今の日本の消費者、特に警戒心の強い若い世代や主婦の方たちからは、時に敬遠されてしまうことがあります。
そのため、現在のイオスでは、健康への関心がそれぞれ違う色々な人たちに向けて、扱う商品のバリエーションを武器に、興味を持ってもらうきっかけ(入り口)をいくつも用意する工夫が主流になっています。
5.1 高級ヘアブラシで誘導という新戦略

健康食品(サプリメントやお茶)は、良さを実感するまでに時間がかかるため、新しく人に勧めるのが少し難しいという面があります。そこでイオスでは、使った瞬間にすぐ効果を感じられる美容商品を、最初のきっかけとして活用しています。
その代表が、2024年に発売された24金コートの「アロマシア ゴールドヘアブラシ(税込7,700円)」です。髪をとかした直後にまとまりやツヤが出るという分かりやすい効果があり、すでに1,000本以上売れる人気商品となっています。
会員の皆さんは、このブラシを「ちょっと試してみて!」とお友達に紹介し、そこから自然な流れでイオスの会員登録へと繋げています。これまでの難しい勧誘ではなく、まるでお気に入りの雑貨を勧めるような感覚で、新しい仲間を増やすことに成功しています。
5.2 「コミュニティ×フィットネス」による体験共有型アプローチ

イオスは、ただ商品を売るだけでなく、みんなで一緒に健康的なおなじみの習慣を続けられる「健康づくりの場」へと生まれ変わろうとしています。その中心にあるのが、専用のアプリと連動させて使うお家用のフィットネスバイク「e-Homebike(イーホームバイク)」です。
- 仲間と一緒に楽しく続ける仕組み: 会員同士がアプリで繋がり、お互いの頑張りを見せ合いながら、楽しく運動を続けられます。2026年3月のイベントでは、このバイクを使った運動コンテストが開催され、チームで動画を投稿したりステージで発表したりして、仲間との強い絆が生まれました。
- 自然な形でおすすめできる: 周りの人に「一緒に楽しく体を動かすグループがあるよ!」と声をかけて、まずはコミュニティに入ってもらいます。そこから、運動の後にプロテインを飲んだり、お茶(JWT)を楽しんだりする健康的なライフスタイルを自然に提案するやり方が、とても上手くいっています。
5.3 社会貢献をきっかけにした紹介と、災害支援の実績

環境や社会に優しいお買い物(エシカル消費)に関心が高い若い世代(ミレニアル世代・Z世代)に対しては、イオスが行っている環境への取り組みや、能登半島地震でのボランティア活動を伝えることが、とても効果的なきっかけになっています。
イオスは浄水器の専門会社と協力して、川の水を瞬時にきれいにして安全な飲み水に変えられる「大型の特別な浄水装置」を2台、被災地(輪島市)の避難所に設置し、全力で被災地を支援しました。
この確かな実績をもとに、お家で使える高機能な卓上浄水器「r-eos(アールイオス)」が有害物質をしっかり取り除く優れた性能を持っていることや、5年保存できる防災用のお水の必要性を、分かりやすく丁寧に伝えています。
会員の皆さんも「自分たちの活動がそのまま社会の役に立っている」という誇りと安心感を持ってお友達に紹介できるため、「無理に勧誘している」という心の負担が大きく減るという良い効果が生まれています。
6. 売り上げは好調だが課題も・・・
6.1 業績と売れ筋商品について

イオスコーポレーションの最近の業績は、看板商品であるお茶(JWT)がしっかり支えていることに加え、新しく出た商品が次の柱としてどんどん育っているため、とても絶好調で大きく伸びています。
2023年12期の売り上げは、前の年に比べて18%もアップし、32億5,000万円(税込35億1,000万円)を達成しました。
お茶(JWT)をベースにしながら、体にうれしい新商品がバランスよく売れています。
- ベース製品:歴史的ロングセラーである「ジェイソン・ウィンターズ・ティー(JWT)」(近年はミトコンドリア活性化における有用性の研究も進んでいる)。
- 腸内環境ケア:13年前に商品化された「バイオプラス」(食物繊維と有胞子性乳酸菌の組み合わせ)。
- 筋力維持:2023年に発売された「ナトラプロテイン」。グラスフェッド牛のホエイプロテイン(糖質・脂質を極限までカットした乳糖不耐症になりにくいWPIを使用)と大豆プロテインをダブル配合した製品で、会員の間で絶大な支持を得て売上を牽引している 。
- 新規限定商品:コンベンションで限定発売された「ナトラプロテイン・ココア味」や「ATボディ&ハンドウォッシュ」などのヒットも売上を押し上げている 。
6.2 課題と問題点
業績は2桁成長と絶好調ですが、これからもずっとみんなで幸せに活動を続けていくために、いま乗り越えなければならない「3つの大きな宿題(課題)」があります。
① MLM業界全体の悪評でモチベーションダウン
2022年に大手の同業他社がルール違反で国からペナルティ(一部業務停止処分)を受けたことで、世間の間に「このビジネスは強引で怪しい」という不信感が一気に広がってしまいました。
イオス自体はルールをきちんと守っていますが、業界全体のイメージが悪くなった影響は避けられません。その結果、一生懸命に活動している会員の皆さんや社員が、周りからの偏見に傷つき、自信をなくしてしまうという心のダメージが大きな問題になっています。
② 昔からの会員と若い世代のすれ違い(二極化)

イオスを長年支えてくれているのは、50代〜70代以上のシニア層の会員さんたちです。いつも決まってお買い物をしてくれるありがたい存在ですが、お年を召すごとに、新しくお友達を誘う元気がなくなってしまったり、やむを得ず退会されてしまったりと、少しずつメンバーが減っていく心配があります。
そこで会社は、スマホを使う新しい仕組み(SNSでの紹介や、アプリと連動するフィットネスバイクなど)を次々とスタートさせました。しかし、機械の操作が苦手なシニア層にとっては少し難しく、昔からの会員さんと、デジタルが得意な若い世代との間で、活動のやり方にギャップ(ついていけないという断絶)が生まれ始めています。
③ 法令順守がゆえの「めんどくさい」クレーム

ルールを厳しく守るために、「本人確認の書類を出していない人や、ルールの勉強会(セミナー)を受けていない人は、お給料(ボーナス)が1万円を超えても、手続きが終わるまで全額受け取れない」という決まりがあります。
これは、トラブルを防ぐためにはとても効果的です。
しかし、スマホなどで気軽にはじめたばかりの人(Plan C会員など)にとっては、「せっかく頑張って稼いだ紹介料が、面倒な手続きのせいでなかなかもらえない」と感じてしまい、不満や辞めてしまう原因になりかねません。
「ルールを厳しくすること」と「初心者への優しさ」のバランスをどう取るかが、いまの大きな課題になっています。
7. イオスが飛躍するための戦略的アドバイス
現在、年間約32.5億円を売り上げるまでに成長したイオスが、業界トップクラスである「50億〜100億円規模」の立派な会社へと一気にジャンプアップするためには、これからご紹介する「4つの新しい作戦(イノベーション戦略)」を急いで取り入れることがとても大切です。
7.1 アドバイス①:「お茶×浄水器」科学的アプローチ

これまでのお茶にまつわる「奇跡のストーリー」という感動的な伝え方は、少しスピリチュアルな印象(目に見えない不思議な力というイメージ)を与えやすく、理屈っぽく考えがちな若い世代や男性、専門的なお仕事をしている方たちには、受け入れられにくいという壁がありました。
そこで、これからは「科学的なアプローチ」に変えていくのがおすすめです。
具体的には、看板商品のお茶が持つ「細胞(ミトコンドリア)を元気にする力」と、卓上浄水器の「体に有害な物質(PFASなど)をきれいに取り除く最新技術」の2つを組み合わせます。そして、体に良いものを細胞レベルで取り入れて、自分の本来の力を引き出す「最先端の健康習慣」としてアピールするのです。
「この特別な浄水器で作った究極にきれいなお水でお茶を入れると、お茶の素晴らしい成分がしっかり引き出され、体にぐんぐん吸い込まれていきます」という、誰もが納得できるハッキリとした理由を伝えていきます。
このように「細胞を生き生きとさせる毎日の習慣」として新しくアピールしていくことで、これまでは興味を持たなかった「論理的で、本当に体に良いものを選びたい人たち」を、新しい仲間としてお迎えできるようになります。
7.2 アドバイス②:若い世代とシニア層が教え合う仕組み

昔からの会員さんと、新しく始めた若い人たちが仲良くなり、お互いの得意なところを活かし合うために、全国のお店やネットで「お互いに教え合う仕組み」を新しく作るのがおすすめです。
これは、スマホや動画の編集が得意な若い人たちが、シニア層の方に「スマホの使い方やSNSのやり方」を優しくマンツーマンで教えてあげる一方で、シニア層の方は若い人たちに「お茶の良さを温かみを持って直接伝え、相手と仲良くなるコツ」を教えてあげるという、お互いに成長できるお勉強の仕組みです。
このお互いに学び合う時間を会社の公式なセミナーとして用意し、月額会員(EOSプライム)の特典を使って「参加費を無料」にします。そうすることで、年齢層が高くなっているグループに若いパワーが吹き込まれ、これからの世代へのバトンタッチもスムーズに進めることができるようになります。
7.3 アドバイス③:「社会に優しい応援団」としてのブランドづくり
大手のルール違反による業界の悪いイメージをなくすため、イオスは環境への取り組みや、能登半島地震でのボランティア実績を、一番の強みとしてアピールしていくべきです。
「人を紹介してお金をもらう会社」ではなく、「売り上げの一部を特別な浄水装置の準備に使い、災害時にみんなの飲み水を守る応援団」としての立場をハッキリとさせます。
この社会の役に立つという立派な目的は、ルールの勉強を終えて「声をかけるのが少し恥ずかしい」とためらっている会員の皆さんに大きな誇りを与えます。「自信を持って誘っていいんだ!」と思えるようになるため、自分から進んで楽しく仲間を誘う素晴らしいきっかけになります。
7.4 アドバイス④:新しい最高ランク「ボードメンバー」と世界への広がり
2025年2月に新しく作られた一番上のランク「ボードメンバー」になるための条件に、「台湾など海外でのグループづくり」や「日本と台湾の両方での応援活動」を取り入れます。
2026年3月のイベントに日台から約1,400人の仲間が集まった盛り上がりをそのまま活かし、日本で大ヒットした「高級ヘアブラシ」や「お家用のフィットネスバイク」の成功のコツを台湾へ伝えていきます。そして、台湾の勢いを日本のグループの元気にも繋げていけるような、国を超えて活躍するリーダーをたくさん育てます。
これにより、日本の会員の皆さんに「アジアという広い世界へチャレンジする」という大きな夢をもう一度持ってもらうことができます。その結果、これまでの売り上げの壁を大きく突き破り、アジアを代表する健康で幸せな会社へと一気にジャンプアップすることができます。
まとめ
イオスは、お茶の会社で、古くからのストーリーを述べながら、おじいちゃん、おばあちゃんがまったりしている会社、売り上げもそんなに伸びていないだろう、と言う印象でした。
しかし今回調査をすることで、私の思い込みを刷新するまったく違った会社に進化していたことに驚きました。
イオスの良い点は歴史があり、誇りがあり、かつコンプライアンスを重視してクレームや批判がない会社です。ですが、高齢化が進み若い人が参加しないままでは未来は暗い。
ですが、プロテインや、ヘアブラシ、ホームバイクを導入するあたりに希望が持てた次第です。
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