【魅力的な伝え方】ネットワークビジネスで心を動かす誘い文句を解説

ネットワークビジネスをやっていると、誰もが悩むのが伝え方や誘い文句。

長くネットワークビジネスをやっている人でも日々、試行錯誤を繰り返していると思います。

今回の記事では、ネットワークビジネスを効果的に伝える方法から、勧誘しやすい人の特徴までを解説。

これを読めば、伝え方に関わる悩みが解消され、ネットワークビジネスでより良い結果がでるようになるはずです。

それでは見ていきましょう。

ネットワークビジネスの効果的な伝え方

ここではネットワークビジネスの伝え方のポイントから、実際に誘う際の具体例、そしてやってはいけない伝え方について解説していきます。

全体を通して意識していただきたいのが、”相手に伝わったかどうか” が重要だということ。

こちらの伝えようとしたことと、相手が受け取った印象との間にズレがないようなコミュニケーションを目指していきましょう。

相手に合わせて伝えることがポイント

まずは相手の話をきちんと聞く、ということが大切。

これによって、以下の効果を期待できます。

相手の話を興味を持って聞く姿勢を持つことで、「この人は自分のことを理解してくれているんだ」と感じてもらうことができます。

信頼してもらえるため、他の人には話さない多くの情報も得ることが可能に。

相手の信頼と情報を得て、コミュニケーションの土台が整ったら、次は相手のニーズを探るフェーズです。

ここでの注意点が、相手の真のニーズを汲み取るということ。

人からの見え方や世間体を気にする人も多いため、次のことに注意をしてください。

必要であれば軽く確認する作業も行いましょう。

これらができてようやく伝えるフェーズに。

相手の目線に立って、相手が興味のあることを分かりやすく伝える必要があります。

抽象的な表現が多いとイメージを持ちづらく、臨場感も湧かないため、例え話や具体例を使うのも良いでしょう。

自分の都合だけを考えて伝えるのはNG

やってはいけない伝え方として頭に入れておいてほしいのが、「自分の都合だけを考えて話す」ということです。

伝え方のポイントでも前述しましたが、相手の状況に合わせて伝えるのが基本。

自分がこの商品を売りたい、組織に勧誘したい、というのはあくまでこちらの都合で、相手には関係ありません。

いかにも勧誘のためだけに話しています、と思われてしまうと、今後の人間関係にも響きます。

一度、自分が人と会って話しているところを振り返ってみてください。

以下の項目で、強く当てはまるものがあれば注意が必要です。

効果的な方法に関しては公式LINEでも配信しているので、興味のある方はぜひ見てください。

ネットワークビジネスの勧誘で使える心理テクニック

ネットワークビジネス(MLM)の勧誘をする際に使える、心理テクニックを3つご紹介します。

どれも使いこなせると非常に有効なため、しっかり理解して自分のものにしてください。

類似性の法則

自分と共通点を持つ人に親近感を覚える心理作用を「類似性の法則」と言います。

皆さんも、共通点を見つけた時に初対面の相手と打ち解けられた経験はないでしょうか。

あるいは、海外旅行に行った時など、周りが外国人だらけの中で日本人を見つけると、すごく親近感を感じることはないでしょうか。

類似性の法則には、上記のように様々なものが影響します。

ネットワークビジネスの勧誘で使う際には、活用方法は2通り。

一つ目は、相手と自分の共通点を見つけることで、自分に対して親近感を持ってもらい、コミュニケーションを円滑に進めるやり方です。

雑談レベルの会話から、自分との共通点を見つけて自己開示することで、相手がこちらに対して、より親しみを持って接してくれるようになります。

二つ目は、あなたが紹介する商品・サービスの消費者と相手との共通点に着目する方法です。

他の消費者の声や体験談を相手に伝える際に、類似性の法則を意識すると効果が高くなります。

例えば、相手と同じ属性で似たような状況において、同じ悩みを持った人が、あなたの紹介する商品に出会ったことで良い影響を受けた、という話をすると、興味を持って聞いてもらえます。

バックトラッキング(おうむ返し)

バックトラッキングは、おうむ返しとも言われ、相手の言葉を繰り返す会話方法です。

これにより、相手に「この人は自分のことを理解してくれている」という安心感を与えられ、信頼関係を築くことにつながります。

結果的に相手の本音を引き出しやすくなる効果もあります。

やり方としては、以下の3種類があります。

相手の伝えたいことが、「事実」なのか「感情」なのか注意深く読み取り、①と②の使い分けを行います。

③では、理解度の共有をするとともに、具体的な質問をすることで、より詳細な相手のニーズを知ることにつなげることが可能に。

いずれのやり方でも、まずは相手が話したことをそのまま受け止める、ということが大切になります。

フット・イン・ザ・ドア・テクニック(一貫性の原則)

一度イエスと言ったらノーと言いにくくなる、無意識に一貫性のある人に思われたいという心理を利用したテクニックです。

フット・イン・ザ・ドア・テクニックとは、小さな要求に対しての相手からの承諾を積み重ねることで、最終的な大きな承諾を取りにいく手法。

次に示す例のように、相手からのイエスがとれたら、段階的に要求のレベルを上げていきます。

「5分だけでも話せませんか？」
→ 答えがイエスなら
→「一度無料で試してみませんか？」
→ 答えがイエスなら
→「1ヶ月だけ使ってみませんか？」

相手からの承諾を得るとともに、実際に相手に行動をしてもらうことがポイントです。

以上、3つのテクニックをご紹介してきました。

一つ一つのテクニックを理解し、自分の状況に落とし込んで使いこなせるようにしましょう。

【テンプレあり】ネットワークビジネスの誘い方でもう困らない

先ほど解説したポイントやテクニックを踏まえて、具体的な会話をイメージしてみましょう。

今回は、自分の友達A子さんの紹介で出会ったB子さんと2人で話す場面を想定。

最初は何気ない雑談をしつつ、緊張をほぐし、基本的な情報を集めていきます。

例えば今回の場合なら共通の友達がいるため、そこを切り口に話しました。

上記のようなことを聞いてみるのも良いでしょう。

また、仕事のことが話に上がったので、自然な会話の流れを意識して会話を展開していきます。

会話の途中で気になることがあれば、質問をしたり、興味がある態度を示したりして、より詳しい情報を集めるのがおすすめ。

注意深く話を聞いていると、仕事に対して軽い不満を持っていることが分かりました。

「残業したくない時はこうすればいいんだよ」などアドバイスなどは一旦脇においておき、相手の話を受け止めます。

愚痴をや不満を言いたそうなら、吐き出させあげるような相槌を意識しましょう。

一通り話を聞いたら、気になったことを質問しつつ話を進めていきます。

ここまでのやり取りで、「現在の仕事に対する不満」と、「長期的な休みが欲しい」という要望が分かり、「海外旅行に行きたい」ということが明らかになりました。

ここからネットワークビジネスに話をつなげることを考えてみます。

ネットワークビジネスを始めることによって、期待できる変化をイメージさせることを心がけましょう。

この時、相手の興味のあることを交えて話し始めるとより関心を持ってもらえます。

うまくいけば、相手が興味を持って質問をするようになります。

この流れで先ほどのネットワークビジネスについての話を自然に切り出すことができます。

そのまま話してもいいですし、初対面ということで関係構築にとどめておき、以下のように投げかけて次につなげることも。

今回はあくまで流れの解説だったので端的に紹介しましたが、実際にはもっと色々な話をしながら進めていくと良いと思います。

皆さんも、今回の例を参考に、相手に合わせてどんな伝え方ができるか考えてみてください。

ネットワークビジネスに誘いやすい人、勧誘しやすい人の見分け方

会った人ひとり一人にアプローチを強くして成約を勝ち取るのも大切ですが、勧誘しやすい人と勧誘しにくい人を見極めて成約の確率を高めるのも重要。

ここでは、どんな人がネットワークビジネスに勧誘しやすいか、またどのように勧誘していくのが良いかを解説していきます。

ここで挙げた特徴はあくまで傾向、例としてなので、実際にこれらに当てはまらない人に対しても、自分なりに工夫をしてアプローチしましょう。

起業や独立に憧れがある人

今からあるいは将来的に起業や独立をしたい、という人にはネットワークビジネスは興味を持ってもらいやすいです。

このようなネットワークビジネスの特徴が、企業や独立に求められることと一致している場合があるためです。

相手の文脈に合わせてネットワークビジネスのメリットを提示すると、関心を持ってもらえる確率が高くなります。

逆に、起業や独立の動機がネットワークビジネスで満たされない場合は、無理に型にはまった勧誘をするのではなく、別の切り口から話をする方が受け入れられやすいです。

また、現在は会社勤めの人でも、サラリーマンとしての働き方に不満を持っている人などは、そこを深堀りすれば、うまく勧誘できる場合も。

相手の悩みや理想に寄り添えるようになるとベストです。

素直な人

ネットワークビジネスに限らず、ビジネスの勧誘において、第一のステップとして、まず話を聞いてもらえない、無視されるなどの状態を越えなければなりません。

いい情報に対して素直な人は、この第一段階を比較的越えやすいです。

初心者の人、勧誘が苦手な方には、特に話しやすい相手かもしれません。

これらのことが相手から感じられる場合は、素直な人である可能性が高いです。

きちんと理にかなった説明をする、あるいは熱量を持って説得しようとしているという姿勢を示すと、話を聞いてもらいやすくなります。

積極的にアピールするとともに、後から振り返った時に相手が後悔しないように、相手の不安を解消するように心がけましょう。

経済的に不安がある人

こちらは多くの人に当てはまりますが、経済的、お金に対する不安がある人も、話を聞いてくれやすいです。

ポイントは、相手の話をうまく引き出す必要があるということ。

初対面などの場合は、お金に関する不安などを話してくれない場合があるためです。

まずは先述した伝え方のポイントや心理テクニックなども活用しつつ、最低限の信頼関係を築くようにしてください。

そこから、相手の情報を自然と引き出すことを意識します。

雑談も含めて相手の生活や収入・消費を把握して、おおよその経済状況を理解することが重要となります。

この際に気を付けるべきことは、詮索しすぎないということです。

相手が経済的に不安がある、お金が必要だという文脈に合わせて、ネットワークビジネスへの勧誘を行えば良いです。

ネットワークビジネスを始めると、どのように生活が変わるかが鮮明にイメージできるように伝えましょう。

まとめ

最後に要点をまとめておきます。

同じ内容でも、伝え方一つで相手からの印象は変わります。

心理テクニックは強力ですが、前提として信頼関係を築けている上で使いましょう。

言いたいことをうまく伝えて、ネットワークビジネスで成功できるようにこの記事を活用してください。