脱力こそが成功と幸せの秘訣だった！

私がMLMを始めた理由

「俺がネットワークビジネスを？無理だ！やりたくない」

私が38歳のとき、会社を退職して、これからどうしようかと考えていた時に、ネットワークビジネスに向き合うことになりました。私は９年間勤めた会社を辞めたのは、ストレスにより体がボロボロになったからです。アルコール中毒になり、肥満になり、肝臓が悪くなったからです。「もうこれ以上サラリーマンを続けることはできない。」という限界に来ていたからです。

その時私は結婚して４年目。１歳の男の子がいました。普通なら会社を辞める状況ではありません。この先どうやって生きていけばいいのかわからないからです。会社を辞める前に何をするべきかを考え、準備してから辞めるのが普通でしょう。しかし当時に私にはそんなことを考えている精神的肉艇的な余裕はすでになにもなかったのです。

会社を辞めてもやることがないので、毎日家で酒を飲んでぶらぶらしていました。妻に対する負い目もあるので、家事、育児はすべて私がやるようになりました。妻は派遣社員として働いてくれました。保育園の送り迎えも私がやりました。

そんなとき、ある一冊の本が目につきました。その本の存在は知っていましたが、あまり読む気がなかったのです。それが「金持ち父さん貧乏父さん」でした。「どうせ、金持ちの自慢を書いて、貧乏人をけなしているのだろう」と思っていたからです。しかし、読んでみると内容は予想を覆しました。

当時の私はお金持ちになりたいとは思っていませんでした。なぜなら、お金を稼ぐには相当な努力が必要だと思っていたからです。自分の時間も家族との交流もなくなり、仕事バカになるんだろう、と思っていたからです。しかし金持ち父さんの本には、衝撃的なことが書かれてありました。それは「金持ちになるほど時間が暇になる」と。まじか？そんなことがありえるのか？と思いました。

お金持ちは、お金に働かせるから、時間が自由になる、と。そのためには、労働収入から卒業して、権利的な収入を得ていかなければいけないとありました。権利的収入とは何か？というと、印税、著作権、特許料、株式の配当、アパート収入、そしてネットワークビジネスとありました。

つづく